
スタージスってバイクイベントの名前は聞いたことあるけど、実際にはどんなイベントなの?



ハーレー乗りの聖地とも言われているスタージスは本来は小さな町の名前なんだニャ。そこに毎年100万台に近いハーレーが集まってスタージスモーターサイクルラリーという世界最大級のバイクイベントが開催されるんだニャ。
スタージス・モーターサイクルラリーってどんなイベント?
ハーレー乗りなら、きっと一度は憧れるはず。
スタージス・モーターサイクルラリー(Sturgis Motorcycle Rally)は、
毎年8月の第2週を中心に約10日間、アメリカ・サウスダコタ州の小さな町スタージスで開催される
世界最大級のバイクイベントです。
世界中のバイカーが集まる、夢のような時間
期間中は、**50万~100万台ものバイク(ほとんどがハーレー!)**がスタージスの町を埋め尽くします。
メインストリートにはバイクがずらりと並び、
あちこちからエンジン音と音楽が響いてくるその光景は、まさに圧巻!
「バイク好きにとっての聖地」とも言える特別な空間です。
どこにあるの?スタージスの場所とアクセス
スタージスは、アメリカのど真ん中にあるサウスダコタ州にあります。
大きな都市からの距離感でいうと…
- デンバー国際空港(コロラド州)から北へ約630km(約400マイル)
- ミネアポリス国際空港(ミネソタ州)から西へ約965km(約600マイル)
どちらも国際空港で、
2023年7月時点では、
- 成田発 → ユナイテッド航空でデンバーへ
- 羽田発 → デルタ航空でミネアポリスへ
の直行便があります✈️
一番近いのは「ラピットシティー空港」
最寄りの空港は、スタージスから約1時間の場所にあるラピットシティー空港(RAP)。
日本からの直行便はないため、デンバーやダラスでの乗り継ぎが必要ですが、
空港内にはレンタカー会社もあるので安心です。
現地での移動はレンタカー&レンタルハーレー!
おすすめの最短移動スタイルは、
- ラピットシティー空港でレンタカーを借りてスタージス入り🚗
- 現地でレンタルハーレーを借りて、ラリーと周辺ツーリングを楽しむ🏍️
このスタイルなら、荷物が多くても安心だし、
走りたいルートや観光スポットにも柔軟に対応できます♪
ロードトリップ旅のプランについては別記事で♡
おすすめのバイクでロードトリップしながらの旅のおすすめルートやツーリングコース、旅の準備については、
別の記事でゆっくりご紹介予定です♡
ぜひ合わせて読んで、あなたらしいアメリカ旅の計画を立ててみてくださいね!
Sturgis Motorcycle Rallyの公式ページはこちら




バイクを置いてメインストリートやラゼルストリートを歩いてみよう!
スタージスの町を東西に走るラゼルストリートは、ラリー期間中、いちばんにぎやかになる通りです。
有名なサルーンが点在し、通りにはたくさんのハーレーが行き交っていて、それだけで胸が高鳴ります。
東側のI-90をNo.30で降りると、すぐ目の前にスタージスの町が広がります。
「Sturgis Coffee Company」の前にある大きな“STURGIS”の看板は、ラリーに来た人たちが必ずと言っていいほど写真を撮る人気のスポット。初めて訪れる方はぜひ記念に立ち寄ってみてくださいね。
ナックルサルーン(Knuckle Saloon)から、アイアンホースサルーン(Iron Horse Saloon)、そして西側のブロークンスポークサルーン(Broken Spoke Saloon)までは、歩いてまわれる距離。
通りの両側にはずらりと露店が並んでいて、ファッション小物や革ジャン、チャップス、メディスンバッグなど、日本ではなかなか見かけないようなアイテムもたくさん見つかります。
パーツや工具、シートやオイルなどの整備系グッズも充実していて、目移りしてしまうほど。
ついつい欲しくなってしまいますが、スタージスの旅はまだ始まったばかり。
あわてず、気になるものがあったら「またあとで見にこよう」くらいの気持ちで、町歩きを楽しんでみてくださいね。




















【記念にぜひ】スタージスのオフィシャルパッチとピンバッジは2種類あるよ!
スタージスの町では、ラリー期間中を中心にいろいろなデザインの記念パッチやピンバッジがたくさん販売されています。色も柄もサイズも豊富で、ついあれこれ欲しくなってしまうほど♪
でも実は――
スタージス・モーターサイクルラリーの「オフィシャル」として発行されている記念パッチ&ピンバッジは、毎年2種類だけ。
✅ せっかくなら“本物”を手に入れて
街のあちこちでパッチを見かけるので、どれが公式なのかちょっとわかりづらいのですが、
「オフィシャル(公式)」とついたデザインは、毎年特別なものとして発行されていて、コレクションしている人も多いんです。年号や開催回数が入ったり、その年ならではのロゴが入っていたり、
「今年も来たぞ!」という証になるアイテムとしても人気。
⚠ 売り切れ注意!到着したらまずパッチを!
実はこのオフィシャルパッチ、ラリー終盤になると売り切れてしまうことも…!
特に人気の公式パッチは、早めになくなる傾向があるので、
スタージスに着いたらまず「パッチを買う」ことを忘れずに!
がルルのおすすめルールです♡
🎁 お土産にも、自分の旅の証としても◎
- 自分のベストやバッグに縫いつけるもよし
- 毎年ひとつずつ集めていくもよし
- 仲間とおそろいにして、記念撮影するのも素敵♡
もちろん、非公式のデザインにもかわいいものやクールなものがありますが、
せっかくスタージスのモーターサイクルラリーに来たなら、「オフィシャルパッチ」を間違えずにゲットするのがおすすめです。
💡どこで買えるの?
- オフィシャルグッズはメインストリート沿いのオフィシャルブースや、Sturgis Motorcycle Museumのギフトショップなどで販売されることが多いです。
- ロゴ入りのフラッグやウェア、キャップなども一緒に並んでいます。
旅の証を残したい人にとって、パッチやピンバッジは最高のアイテム。
「2025年、スタージスに行った!」という気持ちを、ぜひ形にして持ち帰ってくださいね♡
思い出になる写真を撮ろう
ハーレー乗りなら1度は訪れてみたいスタージス。一生の思い出を忘れないように記念写真を撮っておきたい方に朗報です。一日に数回メインストリートにある撮影台の上からプロカメラマンが集合写真をとってくれます。そして、なんと、その写真を向いにあるショップで手に入れることができるのです。もちろん自分たち以外に日本人は写っていません。撮影時間に合わせて時間を調整し、できあがるころにショップに買いにいかなければならないので、その日の時間に余裕がないと手に入りませんが、最強の記念写真を手に入れたい方はぜひ一度は集合写真に参加してみることをお勧めします。
その他にもイベント会場内外に映えスポットはたくさんありますので、「ここに来た証!」を写真にしてくださいね。


- タワーの上から写真を撮ってくれます。毎日指定の時間に撮影して、午後のお渡しです。
- 遊びに夢中になって集合時間に間に合わない。予定が合わないと利用できない。


Sturgisの町中の立ち寄りショップ
Sturgis Sturgis policeと写真を撮ろう


スタージスポリスは、頼れる”旅の守り神”みたいな存在!
スタージスの町では、イベント期間中いたるところで「スタージスポリス」の姿を見かけます。彼らは町の安全を守るために集まった警察官たちで、地元メード郡の保安官事務所やサウスダコタ州警察に加え、ワイオミング州、モンタナ州、ノースダコタ州、ネブラスカ州など、周辺の州からも応援部隊が派遣されています。
任務中はキリッとした表情で道路の誘導やパトロールにあたっていて、ちょっと近寄りがたい雰囲気も。でも実はとてもフレンドリーで、写真をお願いすれば快く応じてくれることもあります。
注目すべきは、彼らが身に着けているスタージス仕様の制服とバイク。町の雰囲気に溶け込むような特別なデザインが施されていて、まさに“ラリーの一部”といった存在感です。
もしチャンスがあれば、「どこから来たんですか?」なんて話しかけてみるのもおすすめ。意外と遠くから来ていたりして、そこから楽しい会話が広がることも。頼もしくて、ちょっとカッコいい。そんなスタージスポリスたちとの出会いも、ラリーの思い出のひとつになるかもしれませんよ。








ハーレーの音に包まれて、ストリートフードでひと休み


町中に響きわたるハーレーのエンジン音。
それはもうBGMというより、“スタージスの空気そのもの”。
街歩きに少し疲れたら、屋台でストリートフードを買って、通り沿いのベンチでひと休み。
目の前を次々に走り抜けていくバイクたちを眺めながら、ライトビールを片手に味わうひとときは、どんな観光名所よりも心に残る特別な時間かもしれません。
私のお気に入りは、甘みたっぷりのスイートコーンとレモネード。
とくにその場で絞ってくれるレモネードは、絶対に飲んでほしい一杯です。
暑さも疲れもスーッと抜けていく、まさにご褒美のような味わい。


















「ちょっとくらいなら」は通用しない。アメリカの飲酒運転事情
スタージスの町を歩いていると、ストリートフード片手にライトビールを楽しむ光景をよく見かけます。
でも気をつけたいのが、アメリカの飲酒運転ルールはとても厳しいということ。
多くの州では、血中アルコール濃度(BAC)が0.08%以上になると飲酒運転と見なされます(21歳以上の一般ドライバーの場合)。
ただし、これは人によってアルコールの回り方が違うため、「ビール1杯でもアウトになる」ことも珍しくありません。
さらに、21歳未満は基本的にゼロ・トレランス(アルコール0.00%でもNG)、商用ドライバーは0.04%以上でアウト。
違反すれば罰金や免許停止はもちろん、最悪の場合は逮捕や実刑になることもあります。
ラリーの町で「暮らす」ように過ごす数日間
【ラリー期間限定】市民ホールのシャワーが使えるって知ってた?
スタージスのラリー期間中だけ、町のコミュニティーセンター(市民ホール)でシャワーを開放してくれるサービスがあるんです!
毎日バイクで走って、汗をかいたり、キャンプ場に泊まったり…。
そんな旅の中で、清潔なお湯でスッキリできる場所があるのは本当にありがたい♡
✔ セキュリティー面も安心
シャワーのある出入り口は、入室のときだけスタッフがドアのカギをあけてくれるシステムなので、関係者以外が勝手に出入りできないようになっています。受付で料金を払って入るシステムだから、女性ひとりでも安心して使える雰囲気です。
✔ タオルの貸し出しもあり◎
タオルを持っていなくても大丈夫!
受付でタオルのレンタルができるので、清潔なタオルを借りれるのはキャンプ旅には嬉しいポイントです♪コロナ前はソープやシャンプーセットもくれたけど2024年ではそのサービスは終了していたので、持参したほうが安心です。
✖ ドライヤーは今はナシ
実は、コロナ以前まではドライヤーも完備されていたんですが、
最近は貸し出しが中止になっています。
必要な方は、ポータブルのミニドライヤーを持参するのが安心ですよ〜。
- 利用時間:早朝〜夕方(2024年は5am-8pm 年によって多少前後します。要確認!)
- 支払い:受付で現金
- タオル貸し出しあり(変更がある場合もあるので要確認)
- ドライヤーなし(自分で持参が◎)
旅の途中に立ち寄れる、町のあたたかさを感じられる場所。
スタージスって、ただのバイクの祭典じゃなくて、「人とのつながり」や「思いやり」もちゃんとある町なんだなぁ…としみじみ思えるスポットのひとつです♡












【Lynn’s Dakotamart】スタージス滞在中に大活躍!買い出しもお土産選びもおまかせ
スタージスの町にある**「Lynn’s Dakotamart(リンズ・ダコタマート)」**は、
ラリー期間中の旅人にとって、まさに“頼れる味方”のようなローカルスーパー。
市民ホール(コミュニティセンター)のすぐ裏手にあって、
食材の買い出しにも、お土産探しにもぴったりのスポットなんです。
🧺 キャンプ派・車中泊派にうれしい品ぞろえ
スーパーの店内には、旅の途中に助かるアイテムがずらり。
- 新鮮な野菜や果物
- パン、チーズ、シリアルなど軽食系
- お肉や冷凍食品(キャンプでのBBQにもぴったり)
- ミネラルウォーター、炭酸飲料、氷
- お菓子、スナック、簡単な日用品
「今日はキャンプ場で自炊したい」「テント泊だから朝食を準備したい」
そんな時にも気軽に立ち寄れて、必要なものがひと通りそろいます。
🎁 実はお土産探しにもぴったり!
よく見ると、食材だけでなく、旅先でしか出会えないような楽しいアイテムもたくさん!
- カラフルでアメリカンなキッチン用品
- メキシカン料理やBBQに使えるスパイスミックス
- フレーバー豊富なナッツ&チョコ(メープル、ハニー、スモーク味など!)
- 殻付きピーナッツやピスタチオ、グミ、カラフルなお菓子もいっぱい
パッケージもかわいくて、ばらまき用のお土産にもぴったり。
しかも観光地のギフトショップより価格もリーズナブルなので、お得にそろえられます♪
🕘 営業時間とアクセス
- 営業時間:朝6時〜夜9時ごろまで(年によって変動あり)
- アクセス:市民ホールの裏手すぐ、町の中心部でとっても便利♪
✅ ルルのおすすめポイントまとめ
内容 | ポイント |
---|---|
食材調達 | BBQ・軽食・飲み物・氷までそろう! |
日用品 | テント泊に必要な最低限のものも手に入る |
お土産 | フレーバーナッツやスパイス、雑貨が豊富♡ |
雰囲気 | 親しみやすいローカルスーパーで旅気分アップ♪ |
ツーリングの途中、ふらっと立ち寄って、
今夜の食材と、家族や仲間へのおみやげを選ぶ。
そんなひとときも、「スタージスで過ごす旅の思い出」のひとつになりますように…♡



