アメリカの交差点・信号・標識ルールまとめ

にゃにゃっ?アメリカの信号って、赤でも右に曲がってええって聞いたことあるにゃ!ホンマなんかにゃ?



うん、それ本当だよ。でもね、曲がる前にちゃんと一時停止して安全確認しないと違反になるから気をつけてね。標識の意味も、日本とはちょっと違うところがあるんだよ。
【要注意!】アメリカは右側通行。うっかり逆走しないように気をつけて!
「アメリカは右側通行」ということは頭では理解していても、実際に走ってみると、つい日本での感覚が出てしまうことがあります。私も最初の頃は、ヒヤッとする場面が何度かありました。今回は、実体験を交えながら“右側通行で気をつけたいポイント”をまとめてみました。
▶ アメリカでは“左が追い越し車線”、停まるときは“右に寄る”
アメリカの道路では、基本的に左側が追い越し車線。
スピードの速い車は、どんどん左から追い抜いていきます。
そして、ちょっと停まりたいときは**“右側に寄る”のがルール**です。
日本の感覚で左に寄ってしまうと、逆走になってしまうことも。
ちなみに、「アメリカのハーレーはサイドスタンドも右についてるよ!」なんて冗談を言われたことがありますが(笑)、実際には、日本と同じく左側です。操作方法も日本仕様とほぼ変わらないのでご安心を。
▶ 左折のときは迷いやすい。「左折、左折…」とつぶやいてました
交差点での左折は、意外と戸惑う場面のひとつ。
特にレーンが複数ある交差点では、「どこに入ればいいの?」と一瞬迷うことも。私は、そんな時に「左折、左折…」と小さくつぶやきながら走っていました(笑)意外とこれ、効果ありです。


▶ 給油や休憩のあとが一番キケン!
油断しやすいのが、給油や食事などで休憩したあとの出発。仲間のバイクを待とうと、うっかり左車線に出て停車してしまうと――逆走です!私も実際にやってしまい、正面からクラクションを鳴らされて冷や汗をかいたことがあります。「よし、出発!」の前に、一呼吸おいて“右側通行”を再確認するクセをつけておくと安心です。
✅ ルルのひとことまとめ
シーン | 注意ポイント |
---|---|
左折時 | 「左折、左折…」とつぶやくとスムーズに動ける |
路肩に停まる時 | 右側に寄って停車するのが基本 |
休憩や給油のあと | 出発時に「右側通行!」と声に出して再確認 |
アメリカの道は本当に広くて、走っているだけで気持ちいいもの。
でも、慣れないうちはちょっとしたクセや油断が大きなトラブルにつながることもあります。
旅のスタートからゴールまで安全に楽しむためにも、ぜひこのあたりは意識してみてくださいね。
次回は「赤信号で右折できる!?」という驚きのルールについてお届けします!
【赤でも進んでOK!?】アメリカの“右折ルール”はちょっと意外かも?
アメリカをツーリングしていて最初にびっくりしたのが、
**「赤信号で止まっているのに、前の車がそのまま右折して行った!」**というシーン。
最初は戸惑いましたが、実はこれ、アメリカではごく普通の交通ルールなんです。
▶ 赤でも右折OK!アメリカ式“信号ルール”
アメリカでは、交差点で信号が赤でも、
左から車が来ていなければ右折してOKというルールがあります。
日本でいう「左折専用矢印(青)」のようなイメージですが、
車線が分かれていたり矢印が出るわけではないのがポイント。
ごく自然に右折していく車を見て、最初は本当に驚きました。
▶ モタモタしてるとクラクションが鳴る!?
この“赤信号でも右折してOK”というのは、
現地ドライバーにとっては常識中の常識。
そのため、信号が赤でも止まり続けていると…
🚗💨「ビーーーーッ!!」と後続車にクラクションを鳴らされてしまうことも💦
最初はちょっと焦りますが、慣れてくると「なるほど、そういう流れなのね」と思えるようになりますよ。
▶ ただし「NO TURN ON RED」の標識がある時はNG!
赤信号でも右折できる交差点が多いとはいえ、
すべての場所でOKなわけではありません。
交差点の近くに
**「NO TURN ON RED(赤信号での右折禁止)」**という標識がある場合は、
信号が青に変わるまできちんと待つ必要があります。
標識を見落とさないよう、交差点では周囲の表示にも気を配っておきましょう。


✅ ルルのひとことアドバイス
シーン | 気をつけたいこと |
---|---|
赤信号で右折したい時 | 左側からの車が来ていないか、しっかり確認! |
自信がないとき | 無理せず、青になるのを待ってOK♡ |
標識の確認 | 「NO TURN ON RED」があるかどうかは必ずチェック! |
クラクションを鳴らされた時 | 焦らず深呼吸。次からは落ち着いて対応しましょう♪ |
アメリカの交通ルールは、“知っているかどうか”で安心感が変わるもの。
最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、慣れてくると流れがとてもスムーズで、走りやすく感じるはずです。旅の一歩を、安全に。そしてスマートに踏み出しましょう
次の記事では「アメリカの踏切は止まらない!?」という、これまた驚きのルールについてご紹介します♪
【踏切で止まらない!?】アメリカならではの交通ルールにびっくり!
アメリカをツーリングしていると、日本との違いに驚かされることがたくさんあります。
中でも「えっ、ここ止まらなくていいの?」と戸惑ったのが、踏切のルールでした。
▶ 踏切での一時停止は“不要”が基本!
日本では「踏切=必ず一時停止」が当たり前ですよね。
でもアメリカでは、踏切での一時停止は基本的に必要ありません。
むしろ後続車がいる場合、急に止まってしまうと追突される恐れもあるため注意が必要です。
信号機のある踏切では信号に従えばOKですが、
実は信号も遮断機もない踏切も多いので、最初はちょっとドキドキします。
▶ 田舎町に広がる、のどかな踏切風景
スタージスへ向かう途中にも、いくつもの踏切があります。
まわりには建物も人もいない、静かでのんびりとした景色の中にポツンとある踏切。
「これ、本当に電車来るの?」と思ってしまうほどですが…
気を抜いていると、突然やってくるのが“貨物列車”!


▶ 貨物列車は、とにかく長くて大迫力!
アメリカの貨物列車は、とにかく長くて迫力満点。
通過するのに数分かかることもあります。
その巨大な車体とスピード、響きわたる汽笛の音に、思わず見とれてしまうほど。
ハイウェイを走っていると、遠くからやってくる貨物列車と並走できることもあり、
その瞬間はまるで映画のワンシーンのよう。
「ああ、アメリカを旅してるんだなぁ」
そんな風に感じる、忘れられない時間です。


✅ ルルのアドバイス:踏切では「止まらない」が基本。でも油断は禁物!
注意点 | 内容 |
---|---|
一時停止 | 基本的に不要。後続車がいるときは特に注意 |
信号あり踏切 | 信号に従って通行 |
遮断機なし踏切 | 自分の目でしっかり左右確認!安全第一で |
貨物列車 | 超ロング&超迫力。通過まで時間がかかるけど見ごたえ◎ |
アメリカの広い大地をバイクで走っていると、こうしたちょっとした交通ルールの違いも旅のスパイスになります。そして、ふとした瞬間に出会う列車との並走は、きっとあなたの旅の中でも、特別な思い出になるはずです。次の記事では「装備ルールや州ごとの違い」についてご紹介していきます。
続きもどうぞお楽しみに♪
ラウンドアバウト(円形交差点)のルールと注意点
アメリカの郊外や田舎道では、信号のない「ラウンドアバウト(roundabout)」と呼ばれる円形交差点が多く見られます。
日本ではあまりなじみがない形なので、初めて見ると「どこから入って、どこで出るの?」と戸惑ってしまうかもしれません。
でも、ルールさえ覚えておけば、実はとても合理的でスムーズな交差点なんです。


✅ 基本ルール
- **進入方向は「反時計回り(左回り)」**です。
- ラウンドアバウト内を走行中の車が優先。
→ 入る前に「YIELD(ゆずれ)」の標識を見かけたら、必ず一時停止または徐行して、通行中の車を先に通します。 - 出口が近づいたらウィンカーを出して、スムーズに出るのがマナーです。
✅ 実際に走ってみたら…
最初はドキドキしたけれど、慣れるとむしろ信号よりスムーズ!
交通量が少ない場所ではとくに便利で、ツーリング中に何度も通過することになると思います。
Googleマップなどのナビも「2つ目の出口で出てください」などと案内してくれるので、あらかじめ出たい方向をイメージしておくと安心です。
✅ 迷ったら、もう一周してもOK!
ラウンドアバウトのいいところは、「出口を見逃しても、もう一周回ればいい」こと。
焦らず落ち着いて、安全確認をしながら次のタイミングを待ちましょう。ぐるぐる回るだけでOKなので、立て直しやすいんです。
✅ 小さめの交差点でも油断せずに
ローカルな道では、小さなラウンドアバウトが突然現れることも。
歩行者が近くにいる場合や、自転車が巻き込まれる危険もあるので、速度はしっかり落として通過するようにしましょう。
YIELD(ゆずれ)の意味と注意点
アメリカの道路を走っていると、**「YIELD」と書かれた三角形の標識をよく見かけます。
これは、日本の「徐行」や「一時停止」に似た意味を持つ標識で、「他の車に道をゆずる」**という交通ルールを示しています。


✅ 基本ルール
- YIELDがある場所では、必ず進入前に左右を確認
- すでに通行している車があれば、必ず先に通す
- 完全停止が必要とは限らないが、止まる判断が求められる場面も多い
たとえば、ラウンドアバウトの入口や、合流ポイント、交差点の分岐などでよく登場します。
交通の流れや優先車両を確認して、スムーズかつ安全に合流するのがマナーです。
✅ 停まるべき?進んでいい?
迷ったときは、**「とりあえず止まって確認」**が正解。
YIELDは「止まれ(STOP)」ほど厳密な義務はありませんが、状況によってはしっかり止まる必要もあります。特に車の流れが速いフリーウェイの合流などでは、慎重な判断が必要です。
✅ 実際のツーリングでは…
わたしも最初は「止まるの?進んでいいの?どっち!?」と戸惑いましたが、慣れてくると「YIELDは“空気を読む”標識なんだな」って思えるようになりました。
アメリカでは「自己判断力」も問われるシーンが多いので、慎重すぎるくらいがちょうどいいかもしれません。
✅ LOOK BOTH WAYS(両方見て)の意識も大事
YIELDとセットで大事なのが「左右確認(LOOK BOTH WAYS)」。
思わぬ方向から車が来たり、自転車や歩行者が横切るケースもあるので、交差点ではしっかり目視での確認を忘れずに◎
YIELD=ゆずること=譲ったら負け、じゃない。譲ったら、安全。
アメリカの交通社会では、スピードよりも判断力とマナーが問われます。
ツーリング中も焦らず、ゆずり合いの心を忘れずに、安全運転を心がけてくださいね。