アメリカの装備ルールと州ごとの違い【ヘルメット・服装・ライトなど注意点まとめ

にゃにゃ?アメリカって、ヘルメットかぶらんでもいい州があるってほんとにゃ?にゃんでそんな自由なんにゃ〜⁉



ほんとだよ。州によって法律が全然違うの。ヘルメットが義務じゃない州もあるけど、旅行者はレンタルバイクの契約で着用が義務になってることも多いんだよ。
アメリカはノーヘルOK?州によって違うルールにご注意を!
アメリカをツーリングしていると、ヘルメットをかぶっていないライダーをよく見かけます。
そう、実はアメリカでは州によっては“大人のノーヘル走行”がOKなんです!
たとえば、デンバー空港があるコロラド州から、ラリー会場のスタージスがあるサウスダコタ州へ北上する場合。その途中で通るワイオミング州では、ヘルメットなしでも合法なんですよ。
州境を越えるとルールが変わる!
ただし要注意なのが、「気づかないうちに別の州に入っていた」ということ。
ワイオミングの東隣にあるネブラスカ州では、大人でもヘルメット着用が義務になっています。
うっかり越境してしまうと、**知らない間に違反していた…**なんてことも。
こちらのマップを見ると、州ごとに年齢制限や細かい条件が異なるのがよくわかります。
事前にルートを確認して、対応できるようにしておきましょう。


https://www.motorcyclelegalfoundation.com/motorcycle-helmet-laws-by-state/引用元 MOTORCYCLE HELMET LAWS BY STATE By Michael Padway
「ノーヘルで髪をなびかせて走る」…にちょっと憧れるけど
日本人としては、「アメリカの広い道をノーヘルでロングヘアーをなびかせて走ってみたい…!」なんてちょっぴり夢見てしまいますよね。
でも現実はというと――
ノーヘルOKなエリアでも、ヘルメットを着用しているライダーは意外と多いんです。
なぜなら…
- 紫外線で頭皮も髪も焼けてバサバサに💦
- 乾燥した空気でホコリがすごい
- インカムを使いたい(=ヘルメットが必要)
- 天候が急変してもすぐ対応できる安心感
…など、実用面ではヘルメットが圧倒的に便利!


🪖 ヘルメット着用義務の一例(2025年現在)
州名 | ヘルメットのルール |
---|---|
カリフォルニア州 | すべてのライダーに着用義務あり |
ネバダ州 | すべてのライダーに着用義務あり |
サウスダコタ州 | 18歳未満は義務/18歳以上は任意 |
ワイオミング州 | 18歳未満のみ義務 |
アイオワ州 | 年齢にかかわらず着用義務なし(完全任意) |
※ ルールは変更される可能性があるため、渡航前に各州の最新情報を確認してください。
👓 アイウェア(目の保護具)にも注意
- ヘルメットが任意の州でも、「目の保護具(ゴーグル・シールド・サングラスなど)」は義務になっていることが多いです。
- たとえばサウスダコタ州では、ノーヘル走行ができてもゴーグルなどの着用は必須です。
👕 服装ルールは少ないけれど…
- 多くの州では、服装についての具体的な法律はありませんが、一部の州では夜間に「反射材を含む装備」が求められるケースもあります。
- また、旅先での万が一の転倒や事故に備えて、長袖ジャケットやプロテクター入りの装備を選ぶのがおすすめです。
✅ ツーリング前のポイント
アメリカツーリングを計画するときは、
ルートに沿って通過する州のヘルメット・装備ルールを事前にチェックしておくと安心です。
見落とすと「うっかり違反」や「保険が無効になるリスク」もあるので、
地図アプリやツーリングマップで通過州を確認しながら、ざっくりでも装備ルールを把握しておきましょう。
🪖ルルは日本からヘルメット持参派です♡
私はいつも日本から自分に合ったサイズのヘルメットを持参しています。
もちろん、レンタルバイク屋さんで借りることもできますが、
「サイズが合わない」「ニオイが気になる…」なんてこともあるので、慣れたものが一番。
ちょっと荷物にはなりますが、安心して走るための装備だと思えば苦になりません♪
私が使っているヘルメットは、実はもう同じブランドで4個目。
シールドに関しては、もう何回リピートしたか数えきれないほど使ってます。
他社の製品と比べるとちょっとお値段は張るけれど、使い心地やフィット感、安全性の安心感がぜんぜん違うんです。
長旅にも耐えてくれて、風切り音や日差しへの対応もバッチリ。
日本から持って行くなら、やっぱり使い慣れた安心できるものが一番。
もしヘルメット選びに迷っている方がいたら、ぜひこのブランドもチェックしてみてください👇






ノーヘル派におすすめ!現地バイカーの必須アイテムといえばバンダナ
ヘルメットなしで走るなら、バンダナはほぼマストアイテムです。
道中で立ち寄るガソリンスタンドやお土産屋さんには、
サングラス、グローブ、アクセサリー類と並んで、スタージスのロゴ入りバンダナがたくさん売られています。
色もデザインも豊富で、思わず迷ってしまうほど♡
おでこに巻いたり、頭全体を覆ったり――現地のバイカーたちの定番スタイルです。
バンダナ、最初はちょっと恥ずかしかったけど…
正直、日本ではあまり身につけないので、最初は「似合ってるのかな…?」と不安になりました。
でもそれは最初だけ!
何日か走っているうちにすっかり馴染んできて、
気がつけば現地のバイカーたちの中にも自然と溶け込めていました。


まとめ:ヘルメットは自分の安全のために、バンダナはアメリカ気分を味わうために♪
選択肢 | メリット |
---|---|
ヘルメット着用 | 安全性・防風・日焼け対策・悪天候対応・インカム使用可 |
ノーヘル+バンダナ | 開放感・旅気分UP・現地スタイルを楽しめる♪ |
自由なアメリカの道だからこそ、自分のスタイルで走る。
でも、安全と快適さは忘れずに。
旅の目的地にたどり着くまでがツーリング。だから、ルルは今日もお気に入りのヘルメットと一緒に出発します♡
レンタル装備と保険はどうなってるの?
アメリカでバイクをレンタルするときに気になるのが、ヘルメットや保険のこと。
EagleRiderでは、アメリカのDOT(連邦運輸省)の安全基準を満たしたジェットヘルメットを無料で貸してくれます。タンデム(同乗者)用もお願いすれば用意してもらえるので、夫婦やカップルでのツーリングも安心です。
ただし、ジャケットやグローブは有料オプションなので、私はいつも日本からお気に入りを持参しています。とくにサイズ感が気になる方は、自分のものが一番ですね。
保険は3つのプランから選べて、次のようになっています。
- Basic(ベーシック):無料でついてくる最低限の保険。対人・対物補償はありますが、レンタルバイクに傷がついた場合の補償は一切なし。事故が起きると全額実費です。
- VIP:免責額(自己負担額)が大幅に下がり、盗難や破損にも一定の補償があります。中距離以上を走るなら安心できるプランです。
- VIP Plus:最高レベルの補償プランで、自己負担がゼロに近くなります。トラブル時のサポートも手厚いので、初めてのアメリカツーリングには特におすすめ。
私はいつも一番上のVIP Plusプランに加入しています。
アメリカでは走行距離も長くなりがちですし、道路事情も日本とは違います。
**万が一の備えとして、少し高くてもこの安心感には代えられません。**心配事を減らすことで、旅を思いっきり楽しめますよ。
レンタルバイク情報
🛵 EagleRiderは全米に支店あり!スタージス周辺でのレンタルも安心
アメリカでバイクをレンタルするなら、**EagleRider(イーグルライダー)**が定番。
この会社は全米に支店を展開していて、私たちライダーにとってとても心強い存在です。
スタージスまでの直行便がある都市、たとえばミネアポリスやデンバーにも支店があり、そこからのレンタルが便利です。






🧳 英語での予約が不安な方へ:日本語での手配もOK!
「英語での予約はちょっと心配…」という方には、日本人向けにレンタルやツアーをサポートしてくれる代理店もあります。
フリーダムアメリカ社は1994年創業、U.S.A.現地法人イーグルライダー社の正規販売代理店。日本人ライダー向けのサービスに特化していて、初めてのアメリカツーリングでも安心して相談できます。
🏁 スタージス現地でレンタルする方法もあるけれど…
「スタージス周辺だけで数日だけバイクを借りたい」
そんなときは、スタージスの町の中にある短期レンタル専門店を活用するのも一つの手です。
おすすめなのが、**ラリー期間中だけ営業する「MIDWEST MOTORCYCLE STURGIS」**というお店。スタージスの中心地にあり、ラリーに合わせて現地調達したい人には便利です。
ただし、こちらも台数に限りがある上に、事前予約で埋まるのが早いので注意!
特に人気車種やツアラー系は早期完売の可能性が高いです。
「短期だけだから」と油断せず、行くことが決まったら早めにリサーチ&予約を。
▶︎ MIDWEST MOTORCYCLE STURGIS の公式ページはこちら






マメ知識:アメリカでの交渉は“笑顔”がカギ!
アメリカでは、予約したバイクの車種が違っていたり、装備が足りなかったりすることはよくある話。
でも、そんなときに大事なのは、その場ですぐに伝えること。
ただし、ここで怒ったり不機嫌な態度を取ってしまうと、逆に相手にされなくなることも…!
たとえ相手に非があるように見える場面でも、
「Could you help me with this?」
「Is there any way to fix it?」
といった感じで、フレンドリーに、冷静にお願いするスタンスがとても大切です。
私も何度もその場で交渉して、
- 他の車両からサドルバッグを付けてもらったり
- シールドをどこかから持ってきてもらったり
してもらえました。
スタージスで予約なしのレンタルに挑戦したときは、完売と言われながらも、
「本当に1台もない?」「なんとかならない?」と笑顔で粘ったら、
売り物のスポーツスターの値札をはがして貸してくれたというびっくり体験もありました(笑)
アメリカでは“笑顔のお願い”が最強の交渉術!
困ったときほど、落ち着いて、柔らかく伝えてみてくださいね。
身長152cmのルルの工夫!持参した装備たち
私は身長152cmの小柄なライダー。
日本ではエボリューションエンジンのヘリテイジに乗っていて、その扱いやすさが気に入っています。だからアメリカでも「同じ車種に乗りたい!」と思って、現地でヘリテイジをレンタルしました。
でも、実際に借りた現行モデルのヘリテイジは、私の愛車よりも大きくて重い!
フレームが一回り大きく、跨った瞬間に「これはちょっと…」と不安になるほどでした。ハーレーは年々モデルチェンジで進化するぶん、車体もどんどん重くなる傾向があるんですよね。最新式はまさにその最重量クラス。
そこで私は、あらかじめ準備しておいたワンオフの薄型シートを持参して、現地でスタッフに相談しながら取り付けてもらいました。これによって足つきが改善されて、信号待ちやUターンもずっと安心感が増しました。
さらに、自分の体格に合わせた工夫として、こんなパーツも持ち込みました。
🦶🛠️キジマ製スタンドエクステンション
アメリカは地面が傾いていたり、舗装が荒かったりする場所が多いです。スタンドがかけにくい場面も多いので、このエクステンションがあると足でスタンドを立てる動作がスムーズになり、とても助かりました。
🥾足つき改善にはブーツ選びも大切!身長152cmの私の愛用品






足つきの不安をカバーするには、スタンドエクステンションのほかにブーツ選びも重要です。
私が長年愛用しているのが、DEGNER(デグナー)のライディングブーツ【BOW-1A】。
身長152cmの私は、これをもうリピート4足目になるほど気に入っています。
このブーツの良いところは、ヒールとソールのセミカスタムが可能な点。私はいつも最大限の高さにしてもらってオーダーしています。見た目はスッキリしたデザインなのに、足つきをしっかり補ってくれるのが嬉しいポイント。
また、サイドゴア仕様で脱ぎ履きしやすく、防水性が高いので、雨の日でも安心。ソールも滑りにくくて、足になじんでくるととても歩きやすくなります。
足つきで悩んでいる小柄な方には、ぜひ一度試してみてほしいブーツです。
🖐️🏍️ウインカーエクステンション
ハーレーの純正ウインカーは、スイッチの位置が遠めで、私の手だと指が届きにくい!
そんなときに便利なのがこの延長パーツ。日本で事前に用意して持っていき、取り付けたらウインカーの操作が格段にラクになりました。
ちょっとした工夫やアイテムを準備しておくだけで、海外でも自分らしいライディングができるようになります。
「身長が低いから無理かも…」と悩んでいる方も、きっと方法はあると思うので、ぜひあきらめずにチャレンジしてみてくださいね。 ※購入の際はの適応車種をご確認ください。